ローダウン状態において、アライメント数値をメーカー指定値に近づけることが必ずしも正解とは限りません。その理由は、各アームの適切な位置関係が崩れた状況で可動域を考慮せずに安易な補正を行うと、アームの軌道に狂いが生じ、ストロークした際に互いの動きを妨げてしまうからです。そんなときこそ、独自のロジックを用いたジオメトリー補正アイテムの出番です。“ RCジョイントPRO"は、左右で異なる形状の鍛造プレートを採用することで標準車高時のレイアウトを保ったままキャンバー角およびキャスター角を最適化。理想的なアライメントがフロントサスペンション本来のポテンシャルを余すことなく引き出します。
◎ジオメトリー補正がもたらす効果は絶大!
ローダウンによって狂ったロールセンターを補正。可動ストレスを解放し、サスペンション本来の性能を復活させることで緩衝装置としての機能を最大限に発揮。
◎悪路走行やコーナリングの楽しさが倍増!
ハンドリングとフロントタイヤのグリップ向上にとどまらず、重心の高いハイエースの弱点であるロールを物理的に抑制。応答性が鈍く緩慢だった動きが一変。
◎ダンパーの底突き解消に加え、スタビポジションの適正化にも貢献!
ローダウンハイエースの致命的欠点といわれるバンプストロークの減少。ボールスタッド延長にともなうロアアーム角度の改善により、バンプストロークを確保しつつスタビポジションも同時に補正。
◎ハイエース特有の『あるある』を改善!
ローダウンによって前方移動したホイールをフェンダーアーチ中央へと矯正する「セットバック機能」を搭載し、ハードダウンユーザーが問題視するルックスに配慮。
◎装着するだけで理想的なアライメントに簡単セットアップ!
■アライメント補正量
※純正ロアボールジョイントから“RCジョイントPRO”へ交換した際の変化量
キャンバー:ポジティブ方向に約2°00’
キャスター:マイナス方向に約2°00’
◆装着後のアライメント推奨値
キャンバー:-0°30’ 〜 -1°00’
キャスター:2°00’ 〜 3°00’
車種 | 適合型式 |
---|---|
ハイエース | TRH/KDH/GDH200系 |
特別仕様 “玄武ブラックエディション” | |
※2WD専用 |
下のアイコンをクリックすると詳細がご覧になれます。
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ジオメトリー補正について【ロールセンター編】
当製品はローダウン仕様車専用部品です。標準車高を基準に2.5インチ(-62.5ミリ)以上のローダウン車両に対応しています。
ロールセンター補正機能搭載
2WD専用
当製品の装着および交換には特定整備に該当する作業が含まれます。設備と知識を有する認証工場に依頼されることをお勧めします。
当製品は保安基準適合品ですが、車検については検査員の判断が優先されますのでご注意ください。
■意匠登録(第1605708号)
当製品は“バンプアジャストタイロッドエンド”とセットで装着されることをお勧めします。
Q. アライメントを実施するうえで注意すべきことはありますか?
当製品を装着することでロアアームの角度が補正され、バンプクリアランスが拡大します。 車高およびタイヤ外径に応じて“アジャストプレート”を挿入し、“バンプストッパー”の高さを最適化してください。
当製品の装着にともない、周辺パーツの位置関係が大きく変化します。装着後は必ずアライメント調整を行ったうえで干渉の有無を確認してください。